06/ :服装(これから旅をする人への助言)

 ひとり旅をする時は、いかにも旅行者だと分かるような派手な服装はしないようにと、旅行案内書に書かれていたので、それに従うことにしました。

 ある程度汚れても目立たないし、何処にでも座ることが出来るので、ジーパンで出かけましたが、想像以上にズボンが重たいのには驚きました。

 ジーパン2本と別に夏ズボンを1本持参しました。世界エスペラント大会参加の時、ホテルに一週間ほど滞在しましたので、そこでジーパンとシャツを5枚ほどクリーニングサービスに出しました。翌々日仕上がりでした。

 メッシュ風の空気に足の指が触れる靴を履きました。殆ど一日中靴を履いていたので、足がムレたり、水虫になるのを防ぐのには、多少役立ったと思います。午後になると靴下を出来るだけ乾いたものに替えました。

 飛行機の中や、長距離列車の中での冷房対策のために、夏用のジャケットを持参しました。また世界エスペラント大会の晩餐会に出席しましたので、上着が必要でした。

 観光で街中を動いているときの防寒用には厚手のセーターを1枚持参しました。他に薄手のビニール製ジャンバーを折りたたんで、常時リュックの底にしまって置きました。

 半袖シャツを5〜6枚、パンツも5〜6枚持参し、毎日かえましたが、宿泊地で洗濯できないこともありますので、その場合は一度使用したものを再度使用することもありました。
 日本と違って湿度が少ないヨーロッパでは、汗で一度ぬれた肌着も、着ている間にすっかり乾いてしまいます。