07/ :支払いと小銭入れ(これから旅をする人への助言)

 ヨーロッパの多くの国々はユーロだけで通用しますが、幾つかの国では、その国独自の貨幣が通用しています。

 スイスでは、ユーロで支払いが出来ますが、つり銭はスイス貨幣になりました。

 ハンガリーポーランドでは、ユーロは通用せず、それぞれの国の貨幣を使用しなければなりません。そのため、入国して早い時期に両替が必要でした。
 私は列車を利用しましたので、主に駅で両替しました。公設のものではなく私設両替ですが、大きな駅には必ず両替所が幾つかあるようです。

 通過した国のお金は、マジック・ファスナーで入れ口を閉められる小さなビニール袋を持参し、その袋に入れてリュックのポケットで保管しました。

 何か品物を購入する場合は、値段札を必ず確認しました。表示されていない場合は、一応尋ねました。言葉は「ハウ・マッチ」のみでした。

 支払いには、小銭入れのフタを開けて、小銭をズラシして店員に見えるように差出し、必要な金を取ってもらいました。

 ポシェットには紙幣の束を入れずに、紙幣は1枚ずつ取り出せるように折りたたんで、数枚だけ入れて置きました。