エスペラント学習書の贈呈

 今日(1日)で世界大会は終了し、午後からポストコングレーソ(大会後遠足)で、北の街マルボルク市へ移動する。
 12時前にビヤリストック駅に集合となっていた。日本人の友人たちに別れを告げ、閉会式の途中11時前には式場を出た。
 ホテルに戻って旅行カバンとリュックを取り、タクシーをホテルの受付係に読んでもらった。

 私を何度か助けてくれた、警備員兼サホーターの青年に、実は辞書を贈呈する話をしていた。この辞書はポストコングレーソの記念品として、参加者全員に配布された2冊の辞書で、「エス語-英語-ポーランド語」と「ポーランド語-英語-エス語」の2冊だった。

 私はポーランド語は勿論理解できないし英語も分からない。それで彼の方が役立てられると思い、エス語を彼が覚えてくれるのではないかと考えた。しかし辞書は、とても立派に作られていたので、やはり日本へ持って帰ることにした。

 というわけで、彼にあげるエスペラント関係の本を別に2冊購入していた。ポーラント語で書かれたエスペラント語学習書と簡単なエスペラント語の物語だった。
 2冊を封筒に入れ、辞書はあげられなくなったので、この2冊を贈呈します、という趣旨の文章を、知っている英語の単語を並べてメモ用紙に書き、彼に渡してもらうように受付係に頼んだ。