写真資料「被爆者」を再度配布

 今日の午後、本部2階の踊り場スペースで歌っていた数人のキューバ人の周りには、少しずつ人が集まり始めていた。その場所から少し離れたところで私は、昨日のイベントの残り写真資料「HIBAKUSHA」を、配布しよう大会事務局員に趣旨を話して、テーブルを使用させてくれと頼んだ。

 若い青年「自分には許可する権限がないが、あなたの国から何人参加しているのか」と私に尋ねた。「日本から約170名参加している」と話すと、「そんなに参加しているのなら、自由にテーブルを使用する権利があるさ」と事も無げに答えた。
 おかげで、10数冊ではあるが、今日この会場に来た人たちへ配ることができた。今日(26日)会えた人の数は少なかったが、広島・長崎について、原爆、被爆者の病気や生活、遺伝、そして街の復興などなど、ゆっくりと色々なことにつて話す機会がもてたことは有意義だった。