パリへ向けて出発

〔de Hukuoka (Japanujo) <KE788(10:30)> al Seulo (Koreujo)(11:55)
 de Seulo (Koreujo) <KE901(13:30)> al Paris (Francujo)(18:20)〕
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 昨日の天気予報通り朝から太陽が輝いていた。いつも通りにバナナ1本と食パン2切れと牛乳コップ1杯、それに今朝はレンジでおかゆを温めて食べた。

 ユーロに両替しなければならないので、少し早めに国際空港まで弟が車で送ってくれた。空港の銀行で係員の助言を受け、3組(1000と500を二つ)で2000ユーロに両替した。

 旅行カバンを計量すると19.5Kg。20Kgが制限なので、お土産を買うときは注意するようにと助言を受けた。
 テロ防止対策で水の持込は厳しく禁止。金属探知機のチェックも念入りだった。15年前にフランクフルト(ドイツ)へ向かったときと同じような段取りで、ソウルで乗り換えるが、わずか1時間半の待ち時間なので退屈はしない。

 ソウルの空港で、壁に寄りかかってパソコンを使っている黒人男性がいた。近づいてみると、何とソーラーバッテリーを使用していた。パソコンは重たい上にバッテリー充電も大変だからと、旅行計画の最初から考えに入れていなかったが、次回外国旅行する機会があれば、小型パソコンとソーラーバッテリーの組合せも悪くはないと思った。

 ソウルから飛び立つと約12時間程でパリへ着く。しかし日付は今日、夕方の6時半ころだ。パリに着くまでに時計の時刻合わせをしなければならない。各座席ごとについているモニターで映画や音楽を楽しめるが、当然空路図や現在時刻なども知ることが出来る。
 しかし私は操作をよくわからない。隣の席には韓国人の若者が乗り込んでいた。彼は自由に操作して映画を楽しんでいた。
 あれやこれやとボタンをいじりながら、何とか時刻表示は出来るようになった。これで一安心。パリに近くなってから、腕時計を合わせればよい。

 機内食サービスは、韓国料理と他のものだったので、辛いものが苦手な私は韓国料理以外を選んだ。外国語を理解しない私の言葉は「No Korea」。
 パリに着くまで昼食とおやつと夜食が出た。小食の私には丁度良い量だ。冷房はかなり効いていたので、リュックの中に押し込んでいたセーターを取り出し、その上から上着もつけた。冷房や寒さにも私は弱い。それで今度の旅行も、パリから南下して地中海沿いにイタリアへの計画を立てたのだ。