マルボルク駅からツェブ駅(ポーランド)へ

Plano: 〔de Malbork (10:48) al Tczew (11:06)〕
Realo: 〔de Malbork (10:22) al Tczew (10:40)〕
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 マルボルク駅で、念のために、ビドゴシチ駅の到着時間を確認した。普通列車なので座席指定券の購入は不要だ。9日にビドゴシチからポツナムを経由して、ベルリンへ向かう計画なので、そのことについての情報を得ようとしたが、私の言葉が通じなかった。切符を買うために並んでいた若い女性が英語で、私の言葉を汲み取って駅員に話してくれたが、これもだめだった。

 仕方がないのでビドゴシチについてから、J氏に助けてもらうことにして汽車に乗り込んだ。
 20分程で列車を乗り換えるツェブ駅に着いた。昨夜(4日夜)観光から帰るバスの中で、J氏から責任者のK氏の携帯電話へコールが入り、私が携帯電話を受け取ったが、暗いバスの中で、使ったこともない携帯での話は無理だった。おまけにバスが揺れたとたんに話は切れてしまった。

 私はK氏に、J氏から再度電話があったら、宿泊所から電話することを伝えてもらって帰ってきた。帰ると早速同室のイギリス人W氏の携帯電話からコールしてもらって、ビドゴシチ駅到着時間(15:05)を告げていたのだ。

 ツェブ駅での待ち合わせ時間は2時間半ほどあった。駅の手荷物預かり所は、小さな売店が兼ねていて、12時半には荷物を引き取りに来るからと言って預かってもらった。

 駅前には少しばかりの広場がありバスが発着していた。すぐ右手にはお土産屋が二、三軒建っていた。私はテクテクと歩いて、一本通りがあるだけの小さな町へ出かけた。通りの露天の店で、昼飯のためにプラム5個とバナナ2本を買い、他の店でパンを2個買った。

 しばらく行くと四つ角に大きな教会があり、誰でも中に入れたので覗いてみた。カトリックの教会だが、あまり金色の装飾もなく、古い建物であることが直ぐに分かった
 離れて座っていた二人の女性は、普段着のままでお祈りをしていた。私は教会の中では写真を撮らないことに決めていたので、祭壇まで壁伝いに進み、お辞儀をして戻ってきた。

 通りから左右に入り込む路地は狭く、店などは全く見かけなかった。駅の近くまで戻り、歩道にあるベンチで昼食をとりながら、通りを行き来するバスや自動車や、道を歩く人たちの服装などを眺めていた。