ツェブ駅で乗り換えてビドゴシチへ

Plano: 〔de Tczew (12:27) al Bydogoszcz (14:25)〕
Realo: 〔de Tczew (13:07) al Bydogoszcz (15:05)〕
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 午後から太陽の照りつけは厳しくなり、汗が額や首筋に流れた。腰に下げたお絞りタオルを何度も使った。

 ツェブ駅に戻って旅行カバンを受け取ろうとしたら、店員が鍵を持って店の前に立っていた。私の荷物を渡せば、昼休み時間になるのだろう。直ぐに店を閉めてしまった。

 重たいカバンを片手で持って、長い階段を上り下りしホームに出た。しばらくすると、何とマルボルクで知り合いになった仲間の一人がホームにやってきた。
 私がビドゴシチで数日宿泊するのだと言うと、彼はポツナムまで行くのだと言う。しかし、しばらく時間があるので、ビドゴシチ駅で一旦下りると言う。

 約2時間二人で、いろいろな雑談をしながら列車の旅を楽しんだ。
 彼の話では、毎日厚い日差しと強行日程の観光で、一日だけ宿泊所で休んでいたという。
 私もこの一ヵ月間の旅行で、時々足が痙攣して痛むことを話した。沢山撮影した写真をCDに入れて彼に送る約束をした。

 ビドゴシチ駅では、J氏と奥さんのHさんがホームで私を待っていた。ポツナム経由でベルリンへ行く切符を買いたいことを告げて、J氏の助けで無事手に入れることができた。駅の近くに止めていた自家用車に乗り込み、とにかく彼の家に戻った。
 ツエブ駅で別れた仲間には、悪いことをしたと思った。

 駅から15分程離れた場所の、住宅街の中に彼の家は在った。一戸建てで部屋数も多く、裏のベランダは直ぐに温室へ続いていた。中には、まだ青いままだがトマトが鈴なりだった。