時刻不明の乗り換え駅

 1年前の今日(17日)朝からトーマスクックの時刻表を買うため片道1時間をかけて街へ出た。書店で入荷について訊ねたら、若い店員は不思議そうな顔をしていた。他の店員が端末機で調べてくれた。
 大きな書店なので置いてある場所が分からず、若い店員に案内してもらう。夏秋号であることを確認して手に取ると、若い店員が、それは何の本なのかと私に訊ねた。ヨーロッパの鉄道の時刻表で、この本をもとに自分で日程表をつくり、一人で旅行するのだと言ったら、驚いていた。

 帰宅して、直ぐに旅行第1日目から、ひとつずつ汽車の駅・列車名・列車番号・発着時間を確認していった。全部で24回も乗り換える予定なので点検も大変だ。

 ポーランドのビドゥゴシチからポツナムを経由してベルリンへ行く計画だが、ポツナムで夜行列車に乗り込むのに、接続の時刻が記載されていない。取り敢えず午後にワルシャワまで戻って、夜行列車に乗り込む計画に変更した。しかし現地でエスペランチストに確認してもらうことにした。

 スペインのバレンシアからフランスのベシエに行くのに冬春号同様に列車の接続がわからない。きっと直通列者が走っていると思うのだが。仕方が無いのでツギハギの乗り継ぎ計画を作成した。これもバレンシアで詳しく聞いてみよう。

 この点検作業は23時過ぎまでかかったが終わらない。翌日に残りをすることにした。

 A4版のクリアファイルを使用して、訪問地ごとに汽車の路線地図のコピーを作成し、訪問地前後の列車使用情報を書いた訪問地別個別日程表を作成して見開きに挟んだ。
 このファイルは約10mmほどの厚さになり結構重いが、これを常時リュックの中に入れて旅をすることになる。勿論トーマスクックの時刻表もリュックの中に入れる。