庭園付きログハウス訪問

 午前中にJ氏が印刷所に滞在している私を迎えに来るというので、忘れ物がないように全ての荷物を確認し、旅行カバンに詰め込みなおした。

 朝食は、昨日Hさんが準備してくれていたパンと牛乳と、冷蔵庫に入れてあった野菜の煮物と果物を、美味しくいただいた。

 J氏を待っている間に敷地内に植えられていた苗木に水をやり、トマトの苗にも水をやった。今日も結構暑くなりそうだ。しかし、3日前の疲れは殆ど取れていたので、幾分安心した。

 一旦J氏の家に戻り、私の荷物を部屋にあげて、小休憩をした。広間から見える温室の中にも水遣りが必要で、入り口のドアを開けていても、中に入るなり汗がどっと額に噴出し、背中を汗が走って降りた。

 私の歓迎会に来てくれた人たちの中に夫婦がいて、彼らは最近庭園用の土地を購入し、すでにログハウス様式の家を、自分たちで建てていた。その家に遊びにゆくこととなった。
 車で約1時間弱という距離にあったが、とても静かな場所で、約100坪位の分譲地だった。すでに大半の土地は、住宅が立ち並んでいて、夏場の避暑地か別荘地として使用している人たちもいるのだと聞いた。
 家以外の敷地には、沢山の樹木や草花が植えられ、色鮮やかな庭園となっていた。

 私たち三人のほかにも、エスペラント会のメンバーが2人やってきたし、たまたま訪問していた外国からのエスペランチストも一緒に来ていた。
 コーヒーやワインやビールを飲みながら、手製のケーキやパンやアイスクリームを食べながら、約3時間ほど雑談をし、楽しい時間を過ごした。

 太陽が西に傾き始めると、さすがに涼しくなり、歓迎のお礼を言って別れ、J氏の家に戻った。